<span>Barbour Way of Life</span><br>スタイリスト福田麻琴さん

Barbour Way of Life
スタイリスト福田麻琴さん

AUTUMN WINTER 2021

シンプルなカジュアルスタイルをベースにした上品なスタイリングで、大人の女性を中心に圧倒的な人気を誇るスタイリスト・福田麻琴さん。ベーシックアイテムをより魅力的にみせるテクニックに長けた福田さんは、仕事で都内を慌ただしく過ごすときも、休日の家族キャンプや趣味の乗馬で自然と触れ合うときも重宝しているのがバブアーなのだそう。着こなしのプロとしての視点からプライベートのリアルコーディネートまで、福田さんならではのバブアー愛を熱く語っていただきました。

「実は女性にこそ着てほしい!」というバブアーの魅力とは

バブアーは、ファッションに興味を持ち始めた頃から耳にしていたブランドです。20代前半にアウドドアファッションが好きだった時期があって、当時、同じようなスタイリングをしていた周りの男の子たちが、バブアーのアウターを欲しがっていたなという記憶があります。その後、スタイリストという職業に就き、バブアーのアイテムに触れるようになって改めて、英国の老舗ブランドとして意識するようになりました。

それまではなんとなくアウトドアファッションにハマる、ユニセックスなアイテムが多いのだろうなという認識でしたけれど、バブアーの歴史や英国のアウトドアスポーツに根ざした機能性を知るようになってからは、がぜん興味が湧いて好きになりました。今は可愛い!の感覚だけじゃなく、ブランドストーリーを大切に考える女性も増えたんじゃないでしょうか。その辺の考え方、選び方もユニセックスですよね。

プライベートで着る以上に、バブアーのアイテムは仕事でもよく使っています。アウトドアなシーンというよりも、日常のコーディネートにポイントとして差し込むスタイリングが多いかもしれません。足元がヒールのコーディネートにバブアー、エレガントなシャツとスカートにバブアーという感じ。

バブアーならではの無骨さや素朴さが、女性らしさをより引き立ててくれることが多いので、スタイリングにアクセントをつけるという意味でも、とても重宝しています。いわゆる定番といわれるアイテムはメンズの要素が強く、だからこそ流行に左右されない普遍的な魅力があったりするのですが、バブアーがまさにそれ。

合わせるアイテムを意識し過ぎず、いつものコーディネートに合わせてみればいい。スカートでもブラウスでもバランスが取れて、お仕事スーツもお洒落に見えるはず。メンズライクな見た目は体を華奢に見せてくれて、フェミニンなアイテムをより可愛らしく見せてくれるという不思議な魅力を持つブランドです。

メンズライクなバーレーでデキる女のバブアーを意識

去年買ったレディース バーレーは、きれいめなスタイリングをちょっとハズしたい時にもってこいな一着です。メンズのバーレーよりも着丈や身幅がウイメンズ仕様にアレンジされていて、コーデュロイの襟が小ぶりなのもバランスがいい。

今日はタートルネックニットにワイドパンツ、足元はブーツと、全身黒のキリッとしたスタイルにラフに羽織って『デキる女のバブアー』というようなスタイリングにしてみました。このレディース バーレーの素材はワックスドコットンですけれど、最近はウールやツイル素材だったり、チェック柄のものも出ていたりするので、無骨すぎる感じが苦手な人はそういうモデルからトライしてみるのもいかもしれません。

思ったよりも手持ちのアイテムとの相性もよく、上品にまとまるのもバブアーならでは。ロイヤルワラント(英国王室御用達の印)は伊達じゃないですね。もともとは、乗馬用のコートとしてデザインされたバーレーは、趣味の乗馬でも活躍してくれています。

カルメン ワックスはノスタルジックなワークスタイルで

アレクサチャンとバブアーのコラボレーションラインの新作カルメン ワックスは、白のオーバーオールと篭バックを合わせて、ノスタルジックな農場風にスタイリングしてみました。

定番のビデイルが基になっているというこのアウターは、フロントのジグザグステッチや、フラップポケットのステッチなど、細かなディテールがとてもチャーミング。ビデイルのメンズらしい雰囲気をキープしながら、今の女の子が着やすいようにアレンジしているのは、さすがアレクサ!と拍手を送りたくなります。

私のファーストバブアーはアレクサチャンとのコラボによるピッパというアノラックタイプのアウターですが、会う人みんなに「それ、どこの!?」と聞かれました。バブアーだと答えると「バブアーってこんなアイテムもあるんだ」と一様に驚かれました。定番から入らなくても、アレクサのコラボのように直感で「かわいい!」と思ったアイテムからトライしてみてもいいのかなと。

私自身もピッパを着てよくキャンプに行くのですが、アノラック風デザインやフロントのレースアップのようなキュートなディテールのなかに、バブアーならではの機能性が盛り込まれていて、着るたびに新鮮な発見がありますね。

PROFILE
スタイリスト福田麻琴
1978年、東京都生まれ。2003年よりスタイリストとして活動。雑誌、広告、CMなど多方面で活躍するほか、パリ生活で得たフレンチテイストをベースにした自身の着こなしや、エフォートレスなライフスタイルを精力的に発信。同年代の女性を中心に多くのファンから圧倒的な支持を得ている。お気に入りのファッションスタイルやアイテムを紹介している、インスタグラムアカウントmakoto087も必見。

https://www.senses-stylist.com/stylists

Photo: Fumihito Ishii
Text: Satoko Hatakeyama
Edit: Takuro Kawase

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