マーガレット・ハウエル バブアーとのコラボを語る

マーガレット・ハウエル バブアーとのコラボを語る

暮らしに根ざした心地良い服作りに定評がある『マーガレット・ハウエル』とのコラボアイテムがいよいよ発売を開始します。そこで日本でも人気を博すデザイナー、マーガレット・ハウエルさんに、今回のコラボレーションについての感想やデザインを手がけたプロダクトについて伺いました。

マーガレット・ハウエルとバブアーに共通する「服への想い」を形に

 子どもの頃からものづくりが好きだったというマーガレット・ハウエルさんは、常に自分の経験に基づいた「直感」を信じて、製作や素材、コンセプトに向き合うといいます。まずはバブアーが今回、マーガレット・ハウエルというブランドにコラボをオファーしたことについて尋ねると
「マーガレット・ハウエルというブランドのデザインとものづくりへのアプローチをバブアーが理解し、共感してくれたのだと思います。私たちは共に、服というものは実用的で耐久性があるべきだと信じています。伝統的なものづくりをリスペクトする姿勢も共通しています」との答えが返ってきました。
 自身もアウトドアライフを好み、バブアーを長年愛用しているというマーガレットさん。「英国の厳しい天候に対応するワークウェアとして開発された、バブアーを代表するウォータープルーフのアウターに、新しい息吹を吹き込んでほしいと頼まれたの。とてもワクワクしました。早速アーカイブを見せてもらい、アウトドアより都会で過ごすのが主な現代の女性にも着てもらえるよう、リデザインできそうな『ウルスラ』、『スペイ』、『ポンチョ』という3型の素敵なアウターを見つけました」

バブアーの「伝統」からインスパイアされた都会派アウター誕生!

【写真左】マーガレット・ハウエルのランウェイショーでも紹介されたバブアーとのコラボ3タイプ。ジャケット感覚で着たいショート丈の「スペイ」。【写真中】都会にもアウトドアにもハマるこだわりのディテールがつまった「ポンチョ」。【写真右】ONにもOFFにも着回せる「ウルスラ」。

 「過去の歴史から受け継いだ『伝統』が、常にインスピレーションの源になっている」とマーガレットさん。
「クラシックなデザインの持つ力強さそのものが、新たな光をあてたいという気持ちにさせるの」
 今回のコラボでは、バブアーの伝統から得たアイディアをどのように形にしたのでしょう。元来『ウルスラ』は潜水艦乗組員のために、『スペイ』はぬかるみを歩く釣人のために、『ポンチョ』は農夫たちのスモックとしてデザインされたもの。
「『ウルスラ」は着丈を長くして現代にフィットするモード感をプラスし、伝統的なワックスドコットンのオリーブグリーンに加え、私自身が着たいと思ったブラックを追加しました。ゆったりとしたシルエット、街中で快適に着られるよう、ディテールにこだわりました。もちろん、アウトドアで着てもきっと気に入ってもらえるでしょう。『スペイ』もゆとりあるシルエットに作り変えましたが、こちらはオリジナルの着丈をさらに短くして、洗練させました。カラーとボリュームにインパクトがある『ポンチョ』は、都会で着ても野外の音楽フェスなんかで着てもステキね」。
 「服というものは着心地がよく、存在感があるべきです。着心地がよいものは見た目も美しい」ーー今回のコレクションにもこの想いが見事に反映されています。

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MARGARET HOWELL

英国を代表するクロージングデザイナーであるマーガレット・ハウエルによるブランド。
良質を求め、モダンクラシックを更新し続ける彼女のものづくりは、ウィメンズ、メンズ、ハウスホールドグッズ、カフェに至るまで幅広く展開されています。

Text: Madoka Koizumi