~Barbour誕生125年の歴史から紐解く代表モデル~

~Barbour誕生125年の歴史から紐解く
代表モデル~

Barbourは1894年に、ジョン・バブアーによってイングランド北東部にある港町サウス・シールズにて誕生しました。今年125周年を迎える英国の老舗ブランドで、その長い歴史からいくつも名品が誕生してきました。今回はその歴史から代表する4モデルを紹介していきます。

1894年J Barbour & Sons創業

今から150年近く前のイギリスは、産業革命で発展を遂げ、世界の冠たる工業国として繁栄を築いていました。1894年当時は、ビクトリア朝と呼ばれる頃で、文化、経済が成熟していった時代です。創業の地サウス・シールズは、街を流れるタイン川や、その河口流域での漁業が盛んで、重工業が発達するにつれて造船業や炭鉱、その荷役などで栄え、多くの漁師や港湾労働者が集まり賑わっていました。創業者ジョン・バブアーが、この北海の不順な天候の下で働く港の労働者へ、高品質のワックスドクロスを用いた外套を提供し、そこからBarbourの歴史が始まりました。

1910年に登場した「HAYDON JACKET/ヘイドンジャケット」は、BARBOURの初期モデルです。ベルベッドの襟、大きな2つのポケットと風を防ぐためのウィンドカフスを備えており、用途が広くどんな天候にも耐えれるように設計されました。ある日、生前使っていたこちらのアーカイブをBARBOUR社に寄贈したいと家族からもらい受けたことから、その持ち主の名を拝して別名「Uncle Harry’s Coat」とも呼ばれるようになったエピソードを残しています。

ライダー達が最も愛した「インターナショナル ジャケット」

時は流れ1920年頃から、ヨーロッパの富裕層の間でモーターサイクルレースが大流行します。当時は、マン島での6日間耐久レースが象徴するように、トライアルレースが主流で、どんな悪路でも壊れず走れるタフなエンジンと、過酷な環境下でも身を守れるウェアが求められていました。そして、ジョンの孫にあたるダンカン・バブアーは、1936年のISDT(International 6 Days Trial)用に「インターナショナル ジャケット」を開発。彼自身が熱狂的なモーターサイクリストだったとこともあり、以後同社はモーターサイクルジャケットの製作に力を入れます。1950-70年代の全盛期には、ライダーの7割がこのジャケットを着用したと言われ、モーターサイクルジャケットの代名詞として人気を博します。冷戦期の1964年に東ドイツで行われたISDTで、俳優スティーブ・マックイーンがアメリカ代表として、「インターナショナル ジャケット」を着用し、出場したのは今でも伝説です。

2大モデルはカントリーウェアのマスターピース

さらに時が流れ、1960年代になるとバブアーはカントリーウェアの開発にも力を入れます。質実剛健が尊重される英国において、その耐久性や品質の高さが知れ渡り、国民的なブランドとして成長していきます。この頃になると余暇をカントリーサイドで過ごす上流階級との結びつきを深め、1974年にはエジンバラ公、1982年にはエリザベス女王、1987年にはチャールズ皇太子から、ロイヤルワラント(皇室御用達)の栄誉を授かります。
1980年代には、乗馬ジャケットの「ビデイル」とフィールドジャケットの「ビューフォート」が誕生します。※ビデイルとビューフォートの比較は先述の記事をご覧ください。
創業者ジョン・バブアーから数えて5代目にあたるマーガレット・バブアーはフランスで出会った乗馬用のジャケットから着想を得てこちらの2モデルを開発したと伝えられています。その完成されたデザインは、現在でもカントリーウェアのマスターピースとして世界中で愛され続けています。

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