タータンチェックでさりげなく上品な英国テイストを

タータンチェックでさりげなく上品な英国テイストを

歴史ある英国ブランドの多くは、ハウスチェックと呼ばれる独自のタータンチェックを採用しています。120年余という歴史を誇る「バブアー」も然り。今回はあらためてその歴史に触れながら、タータンチェックをテーマにした新作をご紹介します。

私たちはつい、タータンチェック=イギリスと考えてしまいがちですが、それは正確とは言えません。なぜなら、そもそもイギリスという国はなく、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドという、それぞれ異なる歴史と文化を持つ4つの国の連合であり、タータンチェックはスコットランド発祥の由緒ある柄だからです。

タータンチェックの主な種類と、生まれた順は下記の通り。出身地を示すディストリクト・タータン、氏族を示すクラン・タータン、部隊を示すアーム・タータン、王室を示すロイヤル・タータン、誰でも身に着けることができるユニバーサル・タータン、企業が生み出すコーポレート・タータンです。特に歴史ある英国ブランドが独自に保有するコーポレート・タータンはハウスチェックと呼ばれ、広く世界中で愛用されています。

フライフィッシングで有名なスコットランド北東部のスペイ川に由来する”SPEY”や、スコットランドとイングランドの国境から命名された”BORDER”など、スコットランドと深い関わりを持つ「バブアー」ゆえ、こだわりのハウスチェックがあります。1600年代にルーツを持つバブアー家では、スコットランドの老舗キルトメーカー「キンロックアンダーソン」とともにオリジナルタータンを開発してきました。

バブアーではジャケットの裏地だけでも、12種類以上のタータンを展開しており、今季はタータンチェックを大胆にあしらったアイテムが豊富にラインナップ。本場のスコットランド人からも愛され続けている老舗にふさわしい、タータンチェックの旬な着こなし方をここにご提案します。

タータンチェックのシャツとジャケットの裏地が連動!

タータンチェックを最も簡単かつ洒脱に見せる方法がこちら。チェックに使用されている色を意識して他アイテムの色を選び、色数を絞ることです。こちらはネイビーを基調にブラックの格子が入るタータンチェックのシャツを中心に、ネイビーのアウターとパンツ、ブラックのキャップとスニーカーを選択。ジャケットの裏地とシャツが同じタータンで合わせられるという点もバブアーならでは。通常の6オンスに比べ軽量な4オンスのワックスドコットンを採用した、スウィングトップ型の“ENDER WAX”も今季のマストハブ。

*帽子、パンツ、スニーカーはスタイリスト私物となります。

ストリートな着こなしにこそタータン小物が効果的

夏の定番スタイルであるポロシャツとチノパンの組み合わせに、絶妙なアクセントをもたらすのがタータンチェック。前述の通り、チェックを構成する色に着目し、チノパンの色に合わせたベージュ系タータンをキャップで取り入れています。太めのチノパンは注意しないとだらしなく見えがちですが、新作のキャップを加えるだけでグッと上品な印象に。首裏と両裾脇にタータンの別生地をあしらった、バンドカラーのポロシャツも今季らしい提案。スケーターっぽいストリートスタイルも、バブアーなら好印象に。

*メガネ、パンツ、ソックス、スニーカーはスタイリスト私物となります。
*ポロシャツは丸井今井札幌店のみでの展開となります。

爽やかな配色のタータンを主役にしたショーツスタイル

今季バブアーが打ち出しているネイビー、サンドのタータンチェック以外で注目したいのが、淡いピンク。色味の異なるブルーの格子が柔らかなピンクに映えるタータンチェックの半袖BDシャツは、アメトラ的なマドラスチェックとは一味違う、落ち着いたムードが特徴です。ここでは、プリーツ入りのグルカショーツとスニーカーソールのグルカサンダル、ストローハットを合わせたリゾート風の着こなしに。シャツ以外のアイテムを無地のアースカラーでまとめることで、異なる素材感でも違和感なくまとまります。

*帽子、ショーツ、サンダルはスタイリスト私物となります。
*タータンチェックシャツは丸井今井札幌店のみでの展開となります。

その他タータンチェックを使用したアイテムはこちら

Photo : Osami Watanabe Styling : Kazuyuki Tamura Text & Edit : Takuro Kawase

バブアー Barbour 公式オンラインストア